2012年4月1日日曜日

4月の展示絵画

「木馬の娘」/竹久夢二 作

1884年岡山県の代々酒造業を営む家の次男として生まれる。
 本名は竹下茂次郎(もじろう)。 兄が前年に亡くなっていたため、事実上の長男として育てられる。
1901年17歳で家出して単身上京。
1906年22歳で童話雑誌「少年文庫」の挿絵を描く。
1913年29歳の11月に絵入り小唄集「どんたく」出版。その中の一節に「宵待草」を現在の三行詩で発表。
1924年アトリエ兼自宅・少年山荘(山帰来荘)を東京に建設。 この年に発刊された雑誌「婦人グラフ」に掲載するための表紙絵、口絵用に浮世絵の技法による新版画といわれる木版画「秋のしらべ」などを発表。
1927年「都新聞」に自伝絵画小説「出帆」を連載。
1932年前年より米国に1年3ケ月の滞在、西海岸各地にて個展を開くが、米不況もあり受け入れられず不調。 9月にパナマ運河‐大西洋を経て渡欧。
約1年の滞欧中、ドイツ・チェコ・オーストリア・フランス・スイス諸都市を巡り、日本の雑誌に寄稿し、多くのスケッチ画を残す。
1933年ベルリンに滞在の後、8月19日ナポリを発ち、9月18日神戸に帰国。
10月に台湾を訪れ講演し、「竹下夢二画伯滞欧作品展覧会」を開催。
11月帰国後、結核を患って病床につく。
1934年49歳で逝去。



「白馬の春」/榎本良一 作

1930年長野県生まれ。日本画を学び、日展入選。
彩栄会会員。青峰会会友。個展多数開催。



刺繍画

この作品は、仙台市青葉区の愛宕神社下にあるホームの写真を基に制作された一枚です。
ベトナムの刺繍作家4名が、4ヶ月かけて作り上げた作品です。