2012年9月1日土曜日

9月の展示絵画


「那智湧雲」/ 由里本出作
1939年京都生まれ。

1963年第6回新日展「冬山」初入選。

1970年京展市長賞(~’71)   

1981年第16回日春展日春賞  

1982年第14回改組日展特選、第20回日展改組日展特選。

1992年第7回京都画壇日本画秀作展優秀賞受賞。

1994年京展京展賞受賞。

金沢美術工芸大学を卒業後、堂本印象に師事。壮大なスケールの風景画を描く。金沢で修学していたこともあり、北国の海と大地を描いた作品に定評がある。近年では、妙心寺塔頭龍泉菴の方丈の襖104面を完成させうち沙羅双樹の襖絵は、数年前に観光キャンペーン「京の冬の旅」のポスターになった。



「黒いレースの女」/内田晃 作
1918年埼玉県に生まれる。1971年第一美術展最高賞受賞。2004年4月東村山市で85歳で死去。元第一美術常任委員。元白日会員・審査委員。元大調和展会員。受賞ほか個展・外遊多数。

「ヘビの祭り」/大場正男 作
1928年福岡県生まれ。
1956年に孔版画を始める。同時に銅版画、リトグラフなどを学ぶ。
1974年現代日本の版画家15人展に出展。
1978年日本美術家協会賞受賞。
1983年スウェーデン国83年度アカデミー文化賞受賞。
1987年西ドイツミュンヘンで個展と実演。
1992年福岡県美術協会展出品・受賞。
1993年トルコ国際日本版画展出品。
2000年福岡市文化賞受賞。
2008年1月に逝去。


「バラ」/高谷洋一 作

1929年大阪生まれ。
1955年大阪市美術研究所で基礎を学び、若い仲間とグループ協同展を作り、活動。
関西平和展、日本アンデパンダン展、個展等で作品を発表。
1967年大調和展出品新人賞受賞・翌年、会員推挙。
1985年パリ・アカデミーリュテス展銅賞受賞。以後、銀賞、金賞など受賞。
雑誌『一枚の絵」誌上で掲載。
1987年群馬県嬬恋村に山荘アトリエを作り、自然をモチーフに制作する。
2003年歴西美術会、日本美術家連盟会員。